ここ四ヶ月間何をしていたか、どんな音楽を聴いていたか、ライブを見ていたか。簡単にまとめてみたいなと思ったので印象的なものだけピックアップ。
5/14 クラムボン at 喜多方大和川酒造北方風土館
蔵元であるVSIQさんに誘っていただいて新宿からバスにのり喜多方までライブを見に行った。当時はまだ余震も激しく、新宿でバスへ乗り込んだときにも福島で震度五近くの地震があったと情報が入り、本当にこのバスは喜多方までつくのか?なんて不安感と共に出発したわけだけれど、無事到着。喜多方で近所のラーメンを食べて、大和川酒造のお酒である弥右衛門を片手にクラムボンのライブへ。今日のライブでは、お客さんがあまり立たない感じなので座りながらしばらく鑑賞。反響する音の環境のせいか音の跳ね返りで初期の軽快な曲が良い感じにファンクナンバーとなっているのはとても素敵だった。コントラストからおだやかな暮らしの流れはこの場所で今鳴らされるのにすごくマッチしてなんだかぼんやりしながら聴いていた。ナイトクルージングの途中で、席の後ろへ行くと好き放題踊ってる連中が沢山いて、おまけに座ってるよりもよく見えるってことでガシンガシと踊りまくる(笑)バイタルサインで座ってるなんてとても考えられない。自分も叫んだり、踊ったり、ビール追加したり。最後はfolkloreで締め。
6/4 クボタタケシ、小西康陽 at 渋谷organ bar
正確な日付はこの日だったのかもう忘れてしまったのだけれどバイトが終わったときに衝動的なノリでクボタタケシのDJが見たいと終電でオルガンバーまで行ったのは覚えてる。今までクボタタケシのDJMIXは何度も聴いていたのに恥ずかしながら初めてクボタタケシのDJを見た。何度も聴いたクボタのクラシックスがorgan barのデカイ音でかかっていて、オザケンの大人になったら→布施明の君は薔薇より美しい→奇妙礼太郎の機嫌なおしておくれよなんて、ミックス通りの選曲をするのには分かりやすくテンションがあがった。
6/11 DJ SHINCO、ECD at 新宿脱原発デモ
原発については様々な意見があるが自分はどうしても原発が恐ろしい、怖いという認識が拭えない。それに化石燃料の枯渇の問題など考えると今後のエネルギー政策考えなおしたほうが良いのではとも思う。この日の先週、普通のデモに参加したときにどこか緊張してしまった。あまりにベタな原発止めろ!という言葉を今までそんな事を言ったことがない人が声をあげるというのは、当たり前だけれど緊張する。自分はサウンドデモという形式がたとえ不真面目に見えても、こうやって恥ずかしさを持っていても声をあげてみたい人達に対して、何か和らげる効果があるのではないかと思った。正直サウンドデモに対してどこか否定的に見ていた部分は自分にもあったのだけれど参加してみて純粋に楽しかった。
スチャダラパーのDJであるSHINCOはヒップホップを基軸としたまにNu-discoのような展開を見せて、そこに原発止めろ!と声があがる、隣でスタンバイしているECDはずっと踊りまくっている。ライブでECDはTB-303のトラックの上でYou tubeに公開された「反原発REMIX」を歌う、まだ公開されていない新曲では「10年たって癌になって親を恨んだりするかもしれない」という言葉が切に響く。デモコースが終わったあとも新宿のアルタ前では音楽は鳴り止まず、DJはhi-tech jazzをかける。ブースの上で松本哉の隣にいるのはストラグルの今里さんじゃね?と友人は言ったけれど実際はどうだったんだろうか
7/3 オール電化フェア at 日比谷野外音楽堂
チケットなんて持っていなかったので野音の漏れてくる音を聴きながら飲んでた。スチャダラが「電気大好き!オール電化フェア!」と掛け声をして始まって、最後はやくしまるえつこの「電気を大切にね」で終わったらしい。
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